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『終身音楽監督 大沢可直より 皆様へ』
4月18日に予定されていた東京公演は、下記の事情により中止させて頂きました。 無意識に過ごしていた日常生活が、掛け替えのない日々であった事を思い知らされます。 大東亜戦争の戦禍に巻き込まれた当時の人々も、同様の感慨を持ったであろうと推察致します。 人類はコロナと「戦闘状態に入れり」、という歴史的なラヂオ放送を彷彿させる事態になりました。 非常事態宣言の発令前夜であることを、東京都知事の悲痛な会見が如実に示しています。 その結果を踏まえ、私の音楽家人生において最大の禍根を残すことになる決断を致しました。 2020年ティアラこうとう公演を中止します。 2月の中旬には既に70%のチケットが販売済みでしたが、コロナ感染拡大を境に購入が途絶えていました。 しかしながら、3月の後半に至るまで約50枚のチケットが売れ、熱心な吉田オケ支持者の方々から励ましや公演続行を望む声も届きました。 オーケストラ事務所にお問い合わせのあったお客様は「内外の情勢から中止は覚悟していたが、悔しい」と涙声になり、言葉に詰まられたそうです。 そのような状況下での決断は慚愧に堪えない思いですが、都知事のイベント自粛要請に従うのは日本国民としての責務であります。 信頼できる消息筋(一部情報はマスコミでも報道)からの情報によれば、アビガンを含む治療薬は今月末に処方開始。 またワクチンも年末には2億人に投与可能という希望的な観測が漏れ聞こえています。 2021年度のティアラ公演は5月15日に決定しました。 本年度公演と同じプログラムで公演を実施することが、コロナ渦に打ち勝った証です。 皆さんも感染防止に不断の注意を払い、健康維持に努めて下さい。 是非ともご来場頂き、ステージ上から皆様との再会を心待ちにしています。 末筆ではございますが、改めて吉田正記念オーケストラの演奏を愛聴くださる皆様に深く御礼申し上げます。 吉田正記念オーケストラ 終身音楽監督 大沢可直 |